〈エミリオ・プッチ〉のキッズコレクションが遂に始動!副会長兼イメージ・ディレクター、 ラウドミア・プッチ女史にインタビュー。

  • 2018.8.17

〈エミリオ・プッチ〉からガールズと新生児を対象にした話題のキッズコレクションがいよいよ販売に!デザインのこだわりからスタイリングの楽しみ方まで、創始者エミリオ・プッチ氏の娘であり、3児の母でもあるラウドミア女史に話を伺った。

キッズコレクションが誕生する以前から〈エミリオ・プッチ〉には母と娘にまつわるストーリーがあったという。

「ママが着ていたプッチの服を、成長した娘がヴィンテージクローズとして着ているという話をよく耳にします。〈エミリオ・プッチ〉の服はそうやって代々受け継がれ、長年愛され続けています。そして今回、キッズコレクションが誕生。ママの服だけでなく、娘が幼い時に着た服をそのまた娘へと受け継ぐことができるようになりました。母から娘へ。新しいプッチストーリーが始まります」

多くの有名メゾンのキッズウェアが次々とデビューする中、今まで子ども服を扱っていなかったことに改めて驚く声が多数寄せられた。

「常に子ども服には興味を持っていましたし、実際何度か話も出ました。しかしなぜか存在しなかった。私たちも不思議に感じていたほどです。ですが、ローンチパーティの夜、我々のコレクションを纏った子どもたちの笑顔や、プレスの方々から頂いた賞賛の声を耳にしてその理由がやっとわかりました。全てはタイミング。子ども服を今デビューさせることが必然だったのだと」

ローンチパーティでは母と娘をテーマの一つにし、レディスとキッズのモデルを起用。同じパターンのプリントながら、母、娘、異なるスタイルに仕上げられた服が話題になった。

「母親が娘のような格好をするのも、娘が母親のように着飾るのも何か違う気がして。だから単にミニサイズを作るのではなく、〈エミリオ・プッチ〉のエレガンスはそのままに、機能性を重視した、子どもらしさを感じるデザインを心掛けました。例えば、ちょっとしたお出かけには動きやすいジャージ素材を、パーティにはサテンのミニドレスで。レディスウェアと同じ素材やプリントを使いながらも、フリルやスパコールのアップリケを施し、愛らしい変化を加えています。母と娘、それぞれの日常に適した、それぞれのスタイルを楽しんで貰いたいですね」

今回のキッズコレクションは服だけではなく、ビーチウェアや靴そしてアクセサリーもラインナップ。

「同じプリントのバッグやヘアバンド、そしてスニーカーまで。女の子のおしゃれ心をくすぐる、コーディネートに欠かせないアイテムたちを揃えています。着こなし次第でドレスアップもドレスダウンも可能。自分で選んで、自分で組み合わせて。おしゃれを思う存分楽しむことは、<エミリオ・プッチ>のアイデンティティでもあります」

1947年のブランド創立から約70年。レディスウェアを筆頭に、アパレルのノウハウを知り尽くしている〈エミリオ・プッチ〉だが、今回のキッズコレクションをデビューさせるに当たり、あえてイタリアの高級子ども服ブランド〈シモネッタ〉と業務提供している。

「確かにレディスウェアに関しては、全てのノウハウを持っていると言えます。しかし、子ども服はこれが初めての挑戦です。〈エミリオ・プッチ〉の名に相応しい、最高の子ども服を作り上げるためには、妥協は許されません。イタリアのキッズウェアを牽引する〈シモネッタ〉と業務提携することは、より良いものを作る上げるための我々のこだわりです」

現在ブランドの副会長兼イメージ・ディレクターとしてだけでなく、3児の母という一面も併せ持つ彼女。しかしながら今回のキッズコレクションに関して、子どもたちからインスピレーションを受けたことは特になかったという。

「コレクションをスタートするにあたり、直接意見を求めたことはなかったのですが、実はローンチパーティに来ていて。デザインはどれも可愛かったし、何よりパーティが楽しかったと話してくれました。ブランドを良く知る彼女たちにそう言ってもらえたことはやはり嬉しく、またイベントの成功を確信できました。なぜならローンチパーティでは、プレスの方もバイヤーの方も、そしてキッズモデルたちも、その場にいる全員が楽しいと思ってもらうことが一番大事だったから。見て、着て、感じて楽しくなるコレクション。とても素敵でしょ?」

確かに〈エミリオ・プッチ〉のデザインは、着る人も、それを目にする人も、周りに居る全ての人を明るくさせるような、ポジティブなパワーが溢れている。それはこのキッズコレクションでも同様だ。

「私たちのブランドテーマは、『be happy, be natural』。気負わず自然体で、それでいてハッピーになれるデザイン。それはもちろんキッズコレクションにも反映されています。今回子ども服を手がけて改めて気づいたことは、我々のデザインには女の子の大好きなものがたくさんあるということ。パステルでもビビッドでも、彼女たちはとにかくカラフルなものが大好きだし、お花柄も好き。そういった大好きなモチーフを、ルールや法則のとらわれずに自由な発想で着こなして貰えたら。それが何より一番おしゃれだと思います。」

伊勢丹新宿店では先行してPOP UP SHOPも開催され、大好評のうちに幕を閉じました。今後も〈エミリオ・プッチ〉の展開に注目したい。

 

PROFILE

NAMEラウドミア・プッチ

〈エミリオ・プッチ〉キッズコレクション
〈取り扱い店舗〉
マ・メールホテルニューオータニ東京店、マ・メール帝国ホテルプラザ大阪店、
伊勢丹新宿店リ・スタイルキッズ、マ・メール日本橋三越本店、マ・メール岩田屋本店商品問い合わせ先:
マ・メール 03-5215-3338

OTHER INTERVIEW他のインタビューをご紹介

  • 胸を疼かせる、幼い少女の特別な夏の体験 映画『悲しみに、こんにちは』 カルラ・シモン監督インタビュー。

    • 2018.8.17
    • カルラ・シモン
  • 映画『オー・ルーシー!』平栁敦子監督インタビュー。「ジャッキー・チェンに憧れていた」

    • 2018.8.17
    • 平栁敦子
  • 映画『アエイオウ』、安藤桃子監督インタビュー。「自分の人生を表現して輝いた姿を見せることが、子どもにとって一番幸せなこと ...

    • 2018.8.17
    • 安藤桃子